「関西圏の活性化と西日本広域連携が拓く未来社会」シンポジウム

2023.5.19募集・開催開催終了 YouTube動画を公開いたしました。

　首都圏に次ぐ経済圏域である関西圏の一層の活性化と、これを一つの核とする西日本広域連携は、首都圏への一極集中のリスクを緩和するとともに、経済の伸び悩みや少子高齢化、さらには産業構造の劇的な変化等わが国が直面する課題を克服して着実な成長を実現するうえで、重要な国土計画上の戦略といえる。

　一方、大阪・関西万博は、「未来社会の実験場」をコンセプトに2025年の開催に向けて着々と準備が進められている。この万博を一過性のイベントとせず、関西圏や西日本エリアのみならず日本の輝かしい未来を切り拓く好機と捉えるべきであり、万博のレガシーを十分に活用するためのインフラ整備についても、「次期国土形成計画（全国計画及び地方計画）」の策定に際して関西圏の活性化と西日本広域連携の一環として位置付けていく必要がある。

　さらに、防災・減災・国土強靭化をはかりつつ、観光を通じた内外との交流人口の拡大、リニア中央新幹線、新東名・新名神等により三大都市圏を結ぶ「日本中央回廊」(仮称)の形成、北陸新幹線の整備及びその延伸などの取組みを通じて、西日本の中枢中核都市等と併せて関西圏が西日本エリアの玄関口としての役割を果たしていく必要があり、「LOOK WEST」の観点が重要となる。

　本シンポジウムは、関西圏・西日本広域連携の強化と、新しい生活様式（ウイズ・コロナやSociety5.0など）を踏まえたインフラの整備・活用などについて関係者の方々の意見交換を通じて、来るべき未来社会の方向性を指し示すことを目的とする。

【YouTube】

https://youtu.be/o5IQkIcE9WA

期間：2023年8月1日～11月1日

【日時】

2023年6月26日（月）
13：30～16：30（受付開始13：00～）

【会場】

エル・おおさかエル・シアター（大阪市中央区）
大阪府大阪市中央区北浜東3-14

交通のご案内

京阪電車・OsakaMetro谷町線「天満橋駅」下車　2番出口より西へ徒歩7分
京阪電車・OsakaMetro堺筋線「北浜駅」下車　東へ徒歩10分

大きな地図で見る

【参加費】

無料

【定員】

会場： 400名

【プログラム】

13：30	開会挨拶　　　　一般社団法人近畿建設協会理事長　谷本　光司
13：40	基本講演　　　　「西日本広域連携と次世代の国土造り」（仮題）　　　　　　　　　　　　　国土交通省技監　　　　　　　　　　　　吉岡　幹夫　氏　　　「万博のレガシーと西日本広域連携」（仮題）　　　　　　　　　　　　　大阪府立大学研究支援機構特別教授　　　橋爪　紳也　氏
14：40	休　憩
14：50	パネルディスカッション　　　「西日本広域連携が拓く未来社会」（仮題）　　　　パネリスト　　　　香川県知事　　　　　　　　　　　　　　池田　豊人　氏　　　　　　　　　　　　　大分県知事　　　　　　　　　　　　　　佐藤樹一郎　氏　　　　　　　　　　　　　JAPIC国土未来ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ研究会委員長　　藤本　貴也　氏　　　　　　　　　　　　　一般社団法人せとうち観光推進機構会長　真鍋　精志　氏　　　　　　　　　　　　　公益社団法人関西経済連合会副会長　　　村尾　和俊　氏　　　　　　　　　　　　　国土交通省近畿地方整備局局長　　　　　渡辺　学　氏　　　　コーディネーター　京都大学教授経営管理大学院特任教授　　小林　潔司　氏
16：30	閉会